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2011-02-28 の記事

官僚の作文

      昨日の日本経済新聞で
      中外時評『「今こそ」といえば進むのか』で文化芸術振興
      ニッポンこの20年「揺らぐ土台」で科学技術政策
      の2つの評論が出ていました。
      どちらも活かせる術を働かせる事のできない、頭の固い官僚的発想で
      過去から、現在、そして未来に結びつかない、予算を取るだけでの計
      画文書と指摘だと思いす。
      どちらも5年計画書で、官僚的、本気度ゼロ。
      これはこの1、2月の各地の道路工事と同様、掘っては壊し、掘って
      は壊す発想と変わらず、将来を見据えて長い時間がかかりますが、共
      同溝を整備し、街の外観を良くしてメンテナンス工事は地下で行うと
      の発想に転換すれば、経費はかなり減らせます。
      文化も科学も5年という期限で成果が出てくるものではありません。
      それは新しい挑戦ではなく、古い挑戦でもあり、10年、20年と根
      気よくなし得る成果です。
      あっち、こっちと穴を掘るような思索・政策を変えるのではなく、ま
      た予算をつけてやる!のではなく、永い時とたゆまない努力を支える
      事です。



                           2011/02/28
                            眞田文宏


Posted at 2011年02月28日 16時11分18秒

バブル経済とは?

     2/23の毎日新聞「水説」で潮田道夫さんが『バルブ最盛期、皇居
     を売ればカルフォルニア州が丸ごと買える。東京23区なら米国全部
     が買える」そんな馬鹿騒ぎに浮かれていた陰に衰退が進行していた。
     そして、中国では今「北京を売れば米国全土が買える。上海をつけて
     売れば日英仏独も買収できる」と言っているそうです』
     先週の江戸元禄は自国大衆文化が開花したのですが、昭和元禄は欧米
     文化を追いかける劣等感から、高度成長を成し遂げた優越感がもたら
     した一面があるのですが、戦後、自己資本と見よう見まねで自己技術
     で成し遂げた達成感が、大きな落とし穴を招き「出る釘打たれる」よ
     うにプラザ合意での押しつけの円高、バブル形成、バブル崩壊と繋が
     るのですが、「失われた20年」では無く、昼夜問わず「エコノミッ
     ク・アニマル」と批判され続けてきた事への自己反省と自己改革の時
     を迎えたのです。
     世界に誇る研究機関と大企業を多く抱える、日本国の評価は低いよう
     ですが、それは中国、インドなど高度成長の富裕層購買力にたかる営
     利目的での高い評価であり、各分野(政治体制、治安、社会インフラ
     ・・・)での社会的基礎と勤勉な人材を抱える日本国はゆっくりなが
     ら確実な成長期になったのです。  

                         2011/02/28
                          眞田文宏


Posted at 2011年02月28日 10時42分07秒