ユーロの憂鬱
ヨーロ統一時に落とし穴であった「南欧財政赤字国」は統一後、自国通貨から、ユーロ高と自国生産物の価値向上に支えられ「
財政赤字減少」の恩恵を享受して、一時は繁栄を謳歌しました
が、従来の非効率な財政までは改革出来ませんでした。
そして、今回のギリシャ問題。
生活様式・環境・言葉・・・と通貨は統一出来ても、民族の統
一はできません。
私が以前に日本の「赤字国債」を消滅するには、ユーロの南欧
諸国が受けた恩恵をみて、日本・韓国・中国と統一通貨が実現
すれば同様に財政赤字の立て直しができると考えたからです。
それは「劇薬」なのですが。
やはり、今回のユーロ諸国問題を考えると、各国の従来の得意
分野での資源的産業を原点から、再生して次世代産業につなげ
財政もシンプルな構造機関にすべき時でしょう。
2011/10/03
眞田文宏
Posted at 2011年10月03日 16時57分26秒
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