サブプライムローン後は?
以前ここで提起した「世界経済」をお盆休みに頭の整理をしたのですが、いろいろな記事や解説者の内容を聞いても何も解決策が見出せません。
問題提起→プロセス→結論 と解りやすい解説が無いのです。
私(問題提起)は
「人類史上初めての経験」20世紀地球を二分するの冷戦時代も人類初めての「経験」
です。 それの崩壊も初めての経験。共産社会の敗北・資本主義の勝利から始まった
21世紀の混乱社会。
超強大国アメリカと言われたのも初めて。しかしそれは「軍事力」の評価で、ソビエ
トの崩壊 も過大な「軍事力」重圧でした。
今まだソビエト連邦が崩壊してなければ、サブプライム金融危機で自由経済社会のア
メリカは?
(プロセス)
「何千もの間争われた宗教・民族紛争、戦争」私達単一民族の日本人では理解できませ
が、それらの「血と血とで争う戦い」。
イスラエルの建国から「宗教・民族戦争」を引き起したアメリカは21世紀の世界の警
察官と言われ、高度の複雑な資本主義・自由経済の繁栄で「慢心」と「おごり」、そし
てそれらを世界中に押し付けました。
「何千年と培われた地域文化・地域」にマクドナルド、金融第一主義など無くてもこれ
からも何千年と「祖先を敬い、子孫の繁栄」の安らかな無駄のない「自然と共生」の生
活・文化。
アメリカ型資本主義が「NO1」と評価され追随したヨーロッパ、日本とアジア諸国そし
て中国旧東ヨーロッパ諸国そしてロシアと。
まだ書きたい事があるのですが・・
(結論)
アメリカの内部は?
財政と貿易での赤字を埋めるために、世界からお金を集めるための「サブプライム」や
新しい金融商法(証券の大量発行)。
軍事をバックした「世界基軸通貨ドルの肥大」(ドルの大量印刷)。
自信満々の世界の警察官は9.11で初めて味合う屈辱的出来事に、前後の見境無く敵
意をアフガニスタン制圧後フセイン大統領に向って・・・その後はお分かりのように異
文化と他宗教の混乱の世界。
世界最強の軍隊・軍備でも「何千年と培われた地域文化・地域」の意思にはかなわない
。
それはバルト諸国で苦悩する反面教師のロシアや中央高原地域の独立紛争を抱える国・
・・
グローバル世界を押し進めた後の今、資源戦争・環境問題・地域格差・飢餓と富の不平
等・・
18世紀時代の血と血で争う世界に戻るのでしょうか。
武器や経済ではない「良心あるアメリカ」への再出発しか我々には残された道はないと
思うのです。
2008/08/19
眞田
Posted at 2008年08月19日 14時48分45秒
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