ビーワン・トリニティでみんな幸せ。地球丸ごとハッピートリニティライフ!! 〒891−0113 鹿児島県鹿児島市東谷山2−14-13 TEL 099−260−3741  フリーダイヤル 0120−603741   FAX 099−267−5575 Email [email protected]
メインメニュー

旅の天使



ちょっとおもしろいお話をみつけました。


「旅の天使」 作者不明

二人の天使が旅をしている途中、一晩過ごさせてもらおうとお金持ちの家に立ち寄った。その家の人たちは不親切で、天使たちを豪邸の客間に泊まらせてはくれなかった。かわりに寒い地下室の一角なら使っていいと言った。

仕方なく硬い地べたの上で寝る準備をしていると、年配のほうの天使が壁に穴があいているのを見つけて、それを直してやった。若い方の天使が「どうしてそんなことをしてやるのですか」とたずねると、年配の天使はこう答えた。「ものごとは見かけと違うこともあるんだよ。」

次の日の夜天使たちは、とても貧乏だけれどとても親切な農家の夫婦の所へ泊めてもらった。夫婦は、自分たちの食べ物さえほんの少ししかないのにもかかわらず食事を出してくれた上に、天使たちがゆっくりと休めるようにと言って自分たちが使っているベッドを使わせてくれた。翌朝天使たちが目覚めると、夫婦が泣いていた。ふたりのたった一つの収入源であった牛が死んでしまったのだ。

若い天使は怒って年配の天使に聞いた。「どうしてこんな目に合わせたのですか?! 前の家の人は裕福だったのに、あなたは助けてやったでしょう。この家族は貧乏なのにもかかわらずわたしたちに喜んで与えてくれたのに、牛を死なせてしまうなんて。」年配の天使は言った。「ものごとは見かけと違うこともあるんだよ。」

「あの豪邸の地下に泊まったとき、私は壁の中に金が塗り込められているのを見つけた。でも主人があまりに強欲で分かち合うことをしなかったので、彼がその金を見つけないようにと、穴をふさいだのだよ。そして昨日の夜、農家の夫婦のベッドで寝ていると、死の天使が奥さんの命を召しにやって来た。だから私は、奥さんの代わりに牛の命を取り去るようにと頼んだのだよ。ものごとは見かけと違うこともあるんだよ。」

ものごとがうまく行かないと思う時、本当はこのお話のような状況なのかもしれません。すべてのことは結果的に益とされると信じる心をもちましょう。後になって「これでよかったのだ」とわかる時が来るかもしれないのですから・・・
(訳:佐川 睦)

 ブログランキングに参加しています。
ポチっとクリックよろしくお願いいたします。
感謝してます。

         ↓

人気blogランキングへ

Posted at 2007年07月06日 12時52分54秒

 
この記事へのコメント
トラックバック一覧



コメントを書く



== このコメントはサイト管理者による確認後に反映されます ==

== 半角英数字のみのコメントは投稿できません ==

*印の項目は必須入力項目です
*

*